居酒屋で扱っている飲み物、料理のメニューは実に豊富です。
昔の居酒屋のメニューは日本酒と簡単なおつまみ程度だけでしたが、 洋酒の伝来、食文化の多様化によって大きく変遷してきました。 飲み物のメニューは地酒を含めた各種日本酒、焼酎、洋酒もウィスキー、 ビール、ワイン、ハイボール、酎ハイ、サワー類を含めカクテルも多く、 お酒の飲めない人にもノンアルコールビールを含めソフトドリンクが多く 用意されており、あらゆる人の好みに対応しています。 ワインブーム、焼酎ブームが起これば居酒屋の酒類メニューもそれに合わせ、 各種ワインや焼酎が目立つようになります。 ブームの度に飲み物メニューが増え、ブームが沈静化してもいくつかは そのまま残し、そうやって飲み物メニューが豊富になってきたのです。 日本酒も甘口・辛口のブームを繰り返していますので、その結果多くの銘柄 を揃えるお店がいくつもあります。 料理のメニューも豊富で、大規模チェーン店はもちろん小規模の店でも 実に多くの中から注文することができます。 揚げ物や刺身、焼きものや煮物といった一品料理が基本で、これらの中から 食べたいものをいくつか注文してお酒を飲みます。 枝豆をつまみながらビールもよいですし、ちょっとお腹がすいてるなら 唐揚げや串かつ、さらにお茶漬けや麺類などで食事をすることもできます。 締めには甘いもの、デザートも用意されていますので女性にも喜ばれます。 チェーン店ほど一般的な料理を数多く揃えていますが、店ごとに独自のメニュー が多いのも居酒屋の特徴です。 小規模の店はその店の特徴を出すため、郷土料理や創作料理を中心としている 店もあります。